「(舞台に)花を添えるオーケストラ」をモットーとして
音楽を嗜む社会人によって構成されるオーケストラとして誕生しました。
名称はフランス語の「fleurir」“花咲く”をキーワードとし、
餞（はなむけ）の意味を込めた同義語のflorirから
「栄える・繁栄する」の意味も込めて「florissants（フロリサン）」としました。

忘れられない思い出となるであろう人々の晴れ舞台に、花を添えられるような演奏活動を目指します。
舞台が輝くことで我々の奏でる音楽もより意味を増し、その音楽と舞台の相乗効果で観衆の感動もより深まります。
舞台と観衆にできるだけ多くの感動を生み出せられれば、我々にとってこの上ない報酬となります。

当オーケストラは営利団体ではなく、音楽を嗜む社会人の任意参加によって成り立っています。
オーケストラ参加者にも通常のオーケストラ単独演奏会では得られない醍醐味を感じていただくべく、
総合芸術への参加体験の場として当オーケストラの意義を確立し、これをもって継続的に活動していく所存です。

敷居が高く、一部の人々にしか享受できない芸術活動はやがて廃れていきます。
また、芸術活動のコラボレーションは費用がかかり、通常はプロフェッショナル同士でしか経験できないことですが、
これらを専業にしない非営利の立場を強みにして、その体験機会を広く設けることで
他分野同士の芸術の交流と理解、経験と造詣を持ち、それによって我々の芸術活動の裾野をさらに広げることを望んでいます。

どこかで生まれた小さな芽が、
この体験をきっかけにもっと大きく育つことを夢見て
これまでにないほどの芸術と表現の境地へ。
そのために、舞台に花を添え続けていければ幸いです。